本日はテック企業が開催したロンドンのイベントレポートです。
昨年も参加したイベントなのですが
とにかく楽しいイベントで、これ仕事で来ているんだっけ?
という状態でした笑
しかし、講演の内容からの気付きも多く、
楽しくて勉強になるイベントでした。
そんなイベントのレポートです!
K in the Parkとは
K in the ParkというKenshoo主催イベントで、今年で三回目。
2019年6月27日に開催されました。
毎年6月末か7月初旬開催です。
申込みをすると簡単な審査がありますが、
マーケティング活動をする企業(ほとんどですよね)なら
参加可能なはず。
去年は川の中州が会場。
今年はファームでした。
テックイベントらしからぬ、
毎回屋外開催!BBQなどが楽しめるリラックスしたイベントです。
イベント主催者が来年もやります!と宣言していましたので
来年も参加したい!
よかったポイントご紹介
無料のイベントなので、興味がある企業の方は
ぜひ参加してほしいです!
とくによかったポイントをご紹介したいと思います。
食事がおいしい
見てくださいこの肉丸焼き!
肉以外に野菜もあって、ビュッフェスタイルで
好きなだけ取れます。
別にごはん目当てって訳じゃないんですよ。ほんとですよ!
でもあったらやっぱり嬉しいです!笑
楽しいブースがある
いろんな企業がスポンサーとしてブースを出しています。
たとえばこちらの企業はなにやら大きい機械があって
写真を取られます。
すると
自分の顔がコーヒーに!!!(混ぜちゃったけどちゃんと自分でした)
味は…うーん…笑
でも楽しかったです。
大き過ぎなくて人と話しやすい
ヨーロッパイベントあるあるで
規模が多すぎて回りきれない
話したい企業と話ができない
というのがあると思いますが
こちらは本当にバーベキュー会場みたいなかんじなので
お酒飲みつつご飯食べつつ
どこから来たの?何してるの?
と気軽に話しやすい。みんなリラックスです。
巨大ジェンガでバトルもできる!笑
ネットワーキングには最高なイベントだと思います。
印象に残った講演:Shed Simoveさん
奇抜な服のSimoveさん。
名前だけ聞いてもみなさんパっと来ないかもしれませんが、
What every man think about apart from sex
すべての男性がセックス以外に考えること
の著者といえばおわかりの方も多いハズ!
日本でもかなりバズってましたよね。
白紙の本で、ほぼノートってやつです。
そんなShed Simoveさんが登壇していました!
彼のセッションのテーマはどうやってアイディアを生み出すか。
彼のアイディアの根源は
競合する相手が多い池で戦う必要はない。
自分の池を作ればいいんだ。
というもの。
デーティング(出会い系)アプリって
たーくさんの男性と女性がひしめき合ってますよね。
彼は有名なデーティングアプリにいくつか登録をしましたが
なかなか「いいね」を返してくれる女性が現れず
マッチングできませんでした。
そこで彼が考えたのが「自分の池をつくる」。
なんと自分でデーティングアプリを立ち上げたのです!
Shinder
https://shinder.me/
同じ男性(もちろんShed Simoveさん本人)としか
マッチング出来ないアプリです笑
競合する男性がいないんですから、マッチングし放題ですよね。
そしてTinderに訴えられる笑
BBC News - Tinder fights one-man dating platform
http://www.bbc.co.uk/news/technology-39936967
他にもApple Smart watchに対抗した
Not So Smart Watchなどを発明(?)。
Not So Smart Watch™ | shedsimove.com
サイト内の紹介動画もぜひ見てください。
めっちゃAppleに寄せてて面白い!!!
こうやって似て非なるものを作りまくって
めちゃくちゃ大手の弁護士から訴えられまくったらしい笑
笑い話として話しておられましたが
今の成功があるからこそでしょう。きっと苦労されたはず。
で、最終的にあの大ベストセラーを出版した
という話でした。
最後
「各国から翻訳依頼がきています」
というオチで大爆笑をかっさらっていました。
いや白紙やん!!!笑
そんなおもしろ話みたいになっちゃってましたけど
あえて競合に立ち向かわないっていうのは
たしかに大切な考え方ですよね。
まとめ
このイベントに行って思ったのは
Kenshooってとてもいい会社だな〜っということです。
会社のブランディングとしても成功だと思うんですけど
どういう状態だとネットワーキングしやすい、
というのをきちんと考えつつ
仕事=楽しいというマインド、とか
それでもきちんと自分の思考を高めていこう!
っていう意志も感じられて
かなり有意義なイベントだと思いました。
日本企業のイベントもこういう「楽しい」が増えたらいいなーと思います!